マスクの有効性
- M-TAO / Boheme店主
- 2020年4月13日
- 読了時間: 3分
最近、すっかり店頭から消えてしまった使い捨てマスク、、、
皆さん工夫されてガーゼのマスクを手作りされていたり
耳掛けゴムが品切れで販売されていなくてストッキングを使って耳掛けにしていたりと
とてもいい感じのマスクや、可愛いものを見かけます。
ちなみに、ストッキングは横に3センチ幅でカットして使うそうですよ。
マスクって、医療従事者の方や、お医者様によっても意見は様々ですが、
コロナウィルス感染の自覚症状がない方々がおられる中で
マスクされている方が無症状患者の可能性がある限り
飛沫感染を防ぐという点だけは皆さん一致して効果の有効性を伝えて下さいます。
後、人って無意識のうちに結構な回数お顔を触るらしいですよね。
その回数23回。
「Face touching: a frequent habit that has implications for hand hygiene.」(PMID: 25637115)によれば、平均して一時間に23回も、人は自分の顔に触れていることがわかりました。
ウイルスの多くが病気を引き起こす経路は飛沫感染や、接触感染です。
この論文の結果から、マスクをすればひょっとして、ウイルスが手指についても口や鼻の粘膜からの感染を防げる可能性もありますよね。
この論文から
●28人は1時間に23回、顔に触れていた。
●顔に触れたうち、44パーセントは粘膜だった。
●粘膜のうち、口が38パーセント、鼻が31パーセント、目が6パーセントだった。
となると、万が一、ウイルスが手に付着してても、マスクをしていれば口と鼻からの感染を防げる可能性が無いわけじゃないかもしれません。
感染経路
新型コロナウイルス感染症がどのように感染するのかについては、現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。 (1)飛沫感染 感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出され、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染します。 ※主な感染場所:学校や劇場、満員電車などの人が多く集まる場所 (2)接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れてウイルスが付き、別の人がその物に触ってウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。 ※主な感染場所:電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど
潜伏期間
WHOの知見によれば、現時点で潜伏期間は1-14日(一般的には約5日)とされており、また、これまでのコロナウイルスの情報などから、未感染者については14日間にわたり健康状態を観察することが推奨されています。
対策
一般的な衛生対策として、咳エチケットや手洗い、アルコール消毒などを行ないましょう。 手など皮膚の消毒を行う場合には、消毒用アルコール(70%)を、物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効であることが分かっています。
今、出来るだけ皆さんマスクを着けて予防、又は人にうつさないようにして
コロナの一刻も早い終息を。
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